The 5th Day

連日の疲れか、珍しく7時半に起床。

シャワーを浴び、朝食。

その後はいつも通りのストレッチ、筋トレ、ボイトレ。

それから日記を書いたり、帳簿をつけたりギターの練習をして、お昼前にNatural History Museumに出発。

ここはなかなかの見応え。

恐竜のコーナーはかなりテンションも上がる。

人間の出産についてのコーナーはリアルな絵にムラムラした。


次に目指したのはHyde Park

広大な敷地に、ただただ驚く。

腹も減ったので、まずは公園内のレストランを目指した。

オーダーしたのはチェダーチーズかなんかがベースのクリームソースのペンネ

とにかく塩気が強すぎ。

それさえ控えめならかなり美味しいと思うのだけれど。


空腹を満たし、湖を経由したのだが、ふと見ると水面が凍っている。

みんなが寒がるわけだ。

しかし、こちらの公園は当たり前のように野生の鴨やリスなんかが辺りをうようよしている。

都心なのにきちんと自然との共存を目指しているのだなぁ、と。


そしてWinter Wonder Landなる催し物を通過し、Mayfair方面に抜ける。

そこから見る夕焼けに染まる公園は素晴らしく美しかった。

また少し歩き、Oxford CircusのWest end辺りを散策してからKensington方面を目指して公園沿いをひたすら歩く。

露店の絵画や雑貨がどれも目を引くものばかり。

芸術との共存もまたこの街の魅力。

さすがに歩き疲れたので、途中、Bayswater付近のThe ChampionというPubに立ち寄る。

カウンターのお姉ちゃんオススメのSierra Nevadaというビールをいただく。

これは美味い。

お姉ちゃんのお乳の良さも相まって最高の気分。

そしたら飯田が、「遅めの誕生日プレゼント」とか言ってもう一杯おごってくれた。

同じものを飲んでもつまらないので、次はPaulanerというミュンヘンのビールを飲む。

これまた美味い。

スパイシーと言えばいいのだろうか。

独特のテイスト。

きっとジャーマンソーセージなんかに合うんだろう。


アルコールで疲れも飛んだところで、また歩き始める。

Notting Hillを抜け、Kensingtonに到着。

ちょうど通りかかった教会に立寄り、内部見学。

やはり教会は良い。

自然と気持ちが引き締まり、荘厳な雰囲気に酔う。


ここから宿はもう目と鼻の先。

あっという間にGroucester Roadに到着し、ビールやつまみの買い出しにTescoに寄ってから帰宅。


この日の夕飯は前もって買ってあったHaggisとふかしたジャガイモ。

Haggisの懐かしい味に以前の旅を思い出す。

やっぱり美味い。


その後は、翌日からのベルギー旅行に向けて身支度。

リュック一杯に旅のアイテムを詰め込む。

リュック一つであちこちに旅に出かけるスタイルもいい加減慣れたとはいえ、やっぱり重い。

明日からはしばらく一人。

しかし自分のことよりも、残して行く二人が心配。

ホテルのチェックインやチェックアウトは無事に出来るのだろうか。

そんなこんなしているうちに眠気に襲われ就寝。

The 4th Day

朝五時起床。

みんなまだ寝ているので、ぼんやりと時間をつぶす。

しばらくしてからシャワーを浴び、朝食。

それからいつも通りストレッチと筋トレとボイトレを済ませる。

今日はライブ会場を下見しようということで、Brick Laneを目指す事に。


Tubeに乗り込み、Whitechapel下車。

ここは相変わらずの異国ムード。

westから行くと余計に違和感を感じる街だ。

去年非常にお世話になったSainsbury'sを経由し、住んでいた家を見て、良く散歩した公園を抜けBethnal Green Roadを進みBrick Laneに到着。

何故かマーケットはやっていなかったが、やはりいい感じの雰囲気のストリートだ。

ロンドン一美味いというベーグル屋にてsalt beef bagleをいただく。

めちゃくちゃ美味い。

それからライブ会場を下見して、近くにあるRough Tradeに。

何気なく視聴してみると、日本のタワレコなんかのヘッドフォンから聴こえてくる低音が出まくっていて高域が歪んでいる音とは全く違う、すごくトーンバランスの良い音が聴こえてきた。

やはりこんなところからして差があるのだと実感。


そして、インディアンレストランにてラムのカレーを食べる。

これまた美味い!

円高のおかげで気兼ねなく食べたいものを食べられる。


それからAldgate Eastを過ぎ、Tower Hillを抜けてTower Of LondonとTower Bridge付近を観光。

Thames河沿いをひたすら歩き、London bridgeのPubに立ち寄る。

ここでは店員お勧めの冬季限定‘Winter Warmer’というYoungsのエールビールを飲んだ。

スピーカーからはMuseColdplayなんかが聴こえてくる。

いい気分になり家路に。


帰りがけにWaitroseに寄り、Chorizo、German pepper coated salamiなんかを購入。

夜はいつも通りビールにつまみって感じで、23時頃就寝。

The 3rd Day

いつも通り起床。

シャワーを浴び、朝食を食べ、部屋に戻る。

が、みんな時差ボケと疲労のせいかぼんやりしている。

ストレッチと筋トレと軽いボイトレをしてから飯田と二人でSainsbury'sへ。

一通り買い物を済ませ帰宅。

昼食はスペアリブと野菜スープ。

悪くない出来。

それから部屋で昼間からビール。

そんな感じでグダグダしているうちに眠気に襲われ、16時くらいに就寝。

翌朝までひたすら寝た。

The 2nd Day

時差ボケのせいか朝五時半に目が覚める。

ぼ〜っとしながら時間をつぶして朝食。

それからCromwell Roadをひたすら歩きCentreへ向かう。

久しぶりのSOHO周辺は、やはり最初は良いのだがすぐに疲れてくる。

東京と一緒。

到着した頃にはお昼に良い頃合いだったので昼食に。

ケバブをいただく。

それからDenmark Streetにて楽器屋を物色し、Big Benへ。

相変わらず壮観。

夜にまた来たい。


Centreにも飽きたのでバスに乗りCamdenを目指す。

Camden駅前に着くはずが、運転手のミスでMornington Crecsentで降りる事に。

期せずして原点に到着。

見慣れた景色と空気感に、一気にテンションが上がる。

しかし、この二年の間にこの街も随分と様変わりしていた。

感慨に耽りながら歩いていくと、すぐにCamden Town。

この街も雑多ですごくいい感じ。

一通り散策してから、Pubに入りビール。

今日はフランスのビール、1664をいただいた。

すごく美味い。


のんびりしてからまたCentreに戻り、Denmark Streetの楽器屋にてギターを購入。

99ポンド。

レンタルしても一日40ポンドかかる事を考えて、結局買う事にしたのだ。

そこの店員にリハーサルスタジオの場所も教えてもらう。


一日中歩き、いい加減疲れもピークに達したので、家路につく。


宿で荷物を降ろし、Sainsbury'sに買い出しに行き夕飯の支度に取りかかる。

本日の夕飯はペスカトーレ

割と美味く作れた。


その後は疲れのせいであっという間に就寝。

The 1st Day

9時、成田着。

諸々の手続きも全てスムーズに進み、あっという間にフライト時間に。

12時間という長時間のフライトだったが、割とあっという間にLondonに到着。

Immigrationも全く問題なし。


Heathrow Expressに乗り込みPaddingtonへ。

毎度恒例のCostaにて久しぶりのカフェモカをいただくが、ちょっと味が落ちたかも知れない。店舗差によるものかも知れないが。

一息ついてから、Tubeに乗り換えて今回の宿のあるGloucester Roadへ向かう。

前回住んでいたEast方面とは違い、今回はWest。

行き交う人種や街並からしてもろヨーロッパ。

夜中でも怖さを感じないし、街のバイブもいい感じ。


駅から数分で宿に到着。

ここはHyde Parkにも徒歩数分だし、立地は最高。

部屋もシンプルだが必要なものは揃っているし悪くない。

荷物を降ろし、まずは乾杯をということでPubを探しに出かける。

幸い、良い感じのPubをすぐに発見し、GuinnessとFish&Chipsで旅の成功を祈り乾杯。

やはりこっちで飲むGuinnessは美味い。


それからWaitroseというスーパーに買い出しに行き、宿へ戻る。


部屋に戻ってからはビールを飲みつつ、こっちの友人と連絡を取ったりした。

ツマミで買ったSpain産のChorizoが半端じゃなく美味かった。

しかも安い。


睡眠不足と酔いが回ったのとで、22時前に就寝。

しかし、未だにこっちに来た実感がない。


ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [DVD]

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド [DVD]

ポール・トーマス・アンダーソン監督。

158分という長尺を感じさせない時点ですごい。

このずっと続く緊張感はなんなんだろうか?

観たばかりなので全く気持ちが整理出来ていない。

なんか良く分からない。

しかし、良い映画を観た後は決まってこうなる。

つまりは面白かったのだろう。

そして、そういう映画は決まってラストが素晴らしい。

映画っていいなぁ、やっぱり。

Take Action

またしても大分放置プレイを続けてしまいましたが、リュウタに映画紹介を要請されたので早速更新。


[rakuten:guruguru2:10063067:detail]

フェルナンド・メイレレス監督のこの作品は、おれとしては「良い事も悪い事も含めて歴史は繰り返す。それでも生きていかなければいけないし、人はその強さを持っている」という部分にしびれた。

確かに現実ってこうだよねって納得できるという。

自分の置かれた状況や生まれた環境に対して落ち込んだり悲観したりするのって実は一番簡単で、その中でいかにポジティブに生きていけるかっていうのが大事だとおれは思うんだけど、そこがきちんと描かれているのが良かった。

同監督作品にナイロビの蜂っていうのがあるんだけど、これも良いので是非。